LINE Notifyを利用してウェブやコンソールからプッシュ通知を送る

LINE Notifyとは

こんな面白いおもちゃがあったんですね。

LINEと外部サービスとを連携させて通知を送るサービスLINE Notifyが2016年9月にリリースされていたようです。

基本的にGithubやIFTTTと連携させて使うものですが、自分はウェブ上からプッシュ通知を送ることができるシステムを実装しました。→PUSH ME!

このフォームからメッセージを送信するとすぐさま自分のiPhoneに通知が来ます。

いつでもどこでも容赦なく通知が来ます。

このシステムを利用したメッセージはこのようなものが届きます。

PUSH ME!の前身を試験的に友人やTwitterに公開したのでメッセージが汚いです。

使い方

とても簡単です。

アクセストークンの発行

LINE Notifyのページに自分のLINE IDでログインし、アクセストークンを発行してください。

トークンネームは送られてくるメッセージの冒頭に必ずついてくるので短い方が良いと思います。

上の画像でのLetheに当たる部分です。

また、LINE Notifyが通知を送るルームを設定できるのですが、ちゃんとそのルームにLINE Notifyのアカウントを招待する必要があります。

通知を飛ばす

APIにHTTP POSTリクエストを投げるだけで良いのですが、とりあえずはcurlコマンドで検証するのがお手軽です。

ターミナルからcurlコマンドでこのように送信すると、testというメッセージが届くはずです。

curl -X POST https://notify-api.line.me/api/notify -H ‘Authorization: Bearer YOUR_PERSONAL_ACCESS_TOKEN’ -F ‘message=test’

また、標準のスタンプも送信することもできます。

curl -X POST https://notify-api.line.me/api/notify -H ‘Authorization: Bearer YOUR_PERSONAL_ACCESS_TOKEN’ -F ‘message=test’ -F ‘stickerPackageId=1’ -F ‘stickerId=113’

注意点としては、スタンプを送る際も今現在の仕様ではメッセージは必須なようで、スタンプだけを送ろうとするとメッセージを入れろと怒られます。

スタンプはstickerPackageIdとstickerIDを指定し送信します。

スタンプのIDの一覧表はこちらです。

活用法

あとはphp等で組めば不特定多数の人からプッシュ通知の嫌がらせを受けることができるPUSH ME!を実現できます。

本来の便利な使い方としては、GPSで特定の場所から離れたことを検知した際に家族LINEグループに今から帰る旨を自動で伝えるシステムなどかなと思います。

あとは、LINE公式ブログ内の記事(“LINE NotifyにSticker送信機能と画像アップロード機能が追加されました“)にあるように動体検知カメラと組み合わせるのも面白そうです。

終わりに

面白いのは面白いのですが、一般に広く普及させられるかというと少し難しいのかなと思います。

デジタル難民の人は、トークン?なにそれ美味しいの状態でしょうし。

LINE Notifyの何か面白い活用法があれば教えてもらえると嬉しいです。

2021-03-02 追記

公開してしばらく経った今も思い出したかのように通知が飛んできて面白いですね()

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