はじめに
みなさん、AppleCare入ってますか?クッソ高い追加料金払わせておきながら、結局修理も1万円くらい取られるのでクソofクソですね。
当然入ってないです。
ただ、先日iPhoneXを沢登り中に落下させて背面ガラスと液晶表示が(やや)お亡くなりになりました。
たまたま無料キャンペーンをやっていたYAMAP保険に入っていたので、これを使って修理することにしました。
結論から言うと、以降も使い続けていくつもりです。
YAMAP保険の魅力
YAMAP保険で良いなと思った点を挙げていきます。
保険対象が広い
下記の(1)から(6)までに掲げる物は、保険の対象になりません。
(1) 船、航空機、自動車、原動機付二輪車および三輪車等、雪上オートバイ、リュージュ、ボブスレー、スケルトンゴーカート、自転車、スカイダイビング、ハンググライダー、パラグライダー、超軽量動力機、ジャイロプレーン、サーフボード、ウィンドサーフィン、ラジコン模型およびこれらの付属品
(2) コンタクトレンズ、眼鏡、義歯、義肢、その他これらに準ずる物
(3) 衣類、靴、靴下、手袋、紐、その他これら消耗品に準ずる物
(4) 動物および植物
(5) 金銭、有価証券、手形、小切手、定期券、印紙、切手、鉄道・船舶・航空機の乗車券、宿泊券、観光券及び旅券、通帳、預金自動支払機カード、預金証書または貯金証書、クレジットカード、ローンカード、プリペイドカード、磁気媒体とそのソフト、その他これらに準ずる物
(6) 稿本、設計書、図案、帳簿、その他これらに準ずる物
だそうです。
逆に言えばこれ以外は基本OKです。
例としては、スマホやカメラ、テント等が挙げられています。
また、他のモバイル保険では、保険対象となる端末を事前に登録する必要がありますが、YAMAP保険は全く制限がありません。
別に山関係ない
一応名目は登山保険なのですが、日常生活での破損もOKです。
まあまあ安い
モバイル保険は、10秒でググって調べた感じでは、360-640円くらいが相場っぽいです。
YAMAPのアイテム保険は450円なので、価格は普通ですね。ただ、保証対象が限定されないので、実質的には結構安いと言えそうです。
保険料は、450×12ヶ月で、年間5400円です。AppleCareよりも安いですね。
ちなみに、修理に出した際も免責が1000円なので、こっちの方が圧倒的に安いです。
ちょっと微妙なところ
保証金額が低い
このアイテム保険は、保障限度額が年間最大10万円とあまり高くありません。
なので、スマホ程度なら良いにしろ、PCだと足が出てしまいます。
こう考えると、30人に1人くらいしか保険金を請求しないと計算すれば、十分に成り立つビジネスだなぁと思いますね。
保険金申請が面倒臭い
保険金請求自体が初めてなので、相場がわからないですが、面倒くさかったです。
まず、保険金請求書類を申請したら、翌日に電話がかかってきて、事故状況の説明をさせられました。
数日後、請求書類群が届くのですが、そこでは、自分が契約している端末であることを証明する書類(SIMフリーの場合は購入したことがわかれば良いと言われました)、購入金額がわかる書類、修理見積もり、修理代金請求書、壊れたものの写真、事故った状況説明書、保険金申請書類(ここにも事故った状況を書かされた)などを要求されました。
送付する封筒も、パンパンになっていましたね…
実際、他もこんなもんなのかもしれないので、明確な欠点かどうかはわかりません。
保険金支払いが遅い
保険金支払いが遅いから、先にカードの支払いきちゃってるよ…
ギリギリ生活をしている人には厳しいです。
YAMAP保険で保険金請求した流れ
事故の顛末
先日T秘境に行ってきました。

iPhoneを取り出して撮影を試みたところ、岩に落下して背面ガラスが割れました。さらに、液晶が変な感じに(ベータ版のOSだからかもしれませんが)
エライコッチャ。
運よく数日前にYAMAPの保険に入っていたので、これ幸いと保険を使って修理をすることにしました。
保険金支払いまでの流れ
はじめに保険金支払いまでの流れですが、以下のような日程感で進んでいきました。
5/4 iPhoneが死ぬ
5/6 保険金請求資料取り寄せ
5/7 電話が来る
5/8-5/14 iPhone修理
5/15 保険金請求資料送付
6/4 6月7日に保険金を支払うという手紙が届く
事故状況説明資料
保険金請求資料って何を聞かれるのかと思うかもしれませんが、基本的には”どのようにして壊れたのか”と”本当に自分の所持品か(壊れたものを中古で買ってきて直そうとしていないか”を確認されているだけです。
ちなみに事故状況説明資料は以下のようなものを書くことになります。
絵心については触れないでください。

本当は、もっとしっかり書くのでしょうけど、これ以上書く内容は見つかりませんでした。
まあ、こんな絵心でもちゃんと保険金が支払われたので、安心できますね。(?)
終わりに
本当に支払われるのか正直不安だったのですが、ちゃんと支払われることになって安心しました。
YAMAP保険は、山に登らない人でも使う価値はあるかなと思います。
アイテム保険で修理できてよかったですね。
ただ、アイテム保険の弱点は必ず修理しなければ保険金が下りない、というところです。
修理よりも買ったほうが安い、という場合でも、修理しなければいけないです。
また、いつ修理を打ち切るかはメーカーに次第です。
知らずに無駄に保険料を払い続けるハメになりかねません。
購入後2年間のみ入る、とか工夫が必要ですね。