写真整理ソフトは最終的にDigikamに落ち着いたという話

ほぼ日記のような記事で、自分はこうしていますというだけなので、特段技術的内容はないです。

子を持つ親は必ずといってよいほど悩む写真の整理方法。

今時はフィルムカメラを使う人はほぼいないので、画像データをどのように保管するかが主となります。

基本的にiPhoneで写真を撮っておりそこまで枚数も多くないという人であれば、iCloudに保管してストレージの最適化の設定をすることで、スマホ本体の容量を圧迫せずに写真を一括管理するというのが最も便利だと思います。

ただ、スマホの性能向上に伴い写真1枚あたりのファイルサイズも増大化しており、(最近はスマホですらRAWファイルを生成することが主流になりつつある)iCloudなどに保存するとなるとサブスク料金が高額になってくるという問題があります。

私は買い切りサブスクのpCloudを契約しているので、スマホ・一眼カメラどちらの写真・動画もpCloudに保存していますが、所詮はただのクラウドファイルサーバでしかないのでAppleの写真アプリや、Google Photosのような閲覧性能はありません。

このブログはレンタルサーバで運用していますが、実は自宅サーバも別途立てており、pcloudの写真ファイルを同期して保存し、Photoprismで外部からアクセスして写真を見られるようにしてあります。

ただ、AIで写真を分類してくれたりするので、基本性能としては申し分ないのですが、動画の再生が苦手なようで、同LAN内で接続してもストリーミング再生が基本的にできません。(サーバ機としているミニPCのスペック不足が原因かもしれませんが)

どうしても動画を再生したければ、Photoprismからいったんローカルに落とすか、pcloudを直接参照するなりすれば良いのですが、やはり写真と動画を一括管理したいなとは常々思っていました。

せめてデスクトップPCでくらいはスムーズに閲覧したいと思ったので、写真管理ソフトをずっと探していました。

お金が無限にあるのであれば、最近動画対応したLightroomを使えば良いのですが、サブスクはあまり好きではないので、最終手段としていました。(2025版からPhotoshop Elementsも買い切りじゃなくなって、Adobeは完全にサブスクに味をしめていますね)

Darktable(使ってみて動画非対応であきらめた記憶があります)やXnviewを試したりを経て、結局Digikamに行きつきました。

どうせ面倒くさくて撮って出しメインなので、画像エディタ機能は不要で(一応搭載されていますが)、本当に加工したいときだけ別途画像編集ソフトを立ち上げれば良いと考えているので、まさにぴったりでした。

保育園から紙媒体で購入した写真をスキャンしてデータ化している都合上、撮影日をタイムスタンプではなく、フォルダ名で判断する設定もほしいな、など若干要望はなくはないですが、まあ無料ソフトですし文句ばかり言ってもしゃあないなと思っています。

ちなみに、Xiaomi14Ultraで撮影した動画はHEVC(H.265)なのですが、デフォルト設定のままのDigikamで再生しようとすると色がおかしくなってしまいます。(2025年2月19日時点)

どうやら、再生コーデックが対応しきれていないようで、「設定→Digikamを設定」で開いたウィンドウで、左Paneのその他→Systemと進み、Decoding backend to render videoをFFmpegからWMFに変更することで解決しました。実はFFmpegは悪くなく、ただのおま環かもしれませんが、同様の現象で困っている方はご参考までに。

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