Apple Musicの音楽をmp3やm4a等に変換するApple Music Converterのレビュー

はじめに

TuneMobie様からApple Music Converter for Macを提供していただいたのでレビューをします。

Apple Music ConverterはApple MusicのDRM解除を謳うソフトで、Mac版とWindows版があります。

本記事ではMac版を使用していますが、Windows版もほぼ同じと思われます。

 

現在Amazon Music unlimitedの無料期間中ですが、これを機にApple Musicに入り直しました。

今までApple MusicはGoogle Playa Musicと異なり暗号化を解除してmp3等に変換することができなかったので敬遠していました。

Google Play Musicの定額音楽配信をmp3ファイルとしてダウンロードする(2017年1月27日動作確認済み)

しかし、Apple MusicでもDRMを解除できるならばiPhoneやMacとの親和性の高いApple Musicに軍配が上がります。

いつの間にFairPlay version2がハックされてたかなと疑問に思いながら使ってみました。

 

レビュー

使い方

使い方は説明がほぼ不要なほど簡単です。

まず、あらかじめiTunesでApple Musicで変換したい曲をダウンロードしておきます。

ちなみにこの楽曲ファイルはiTunes Mediaフォルダの中のApple Musicにm4aのプロテクト版であるm4pファイルとして保存されています。

あとはソフトを起動するとiTunesのライブラリが読み込まれるので変換したい曲を選択し、変換コーデック等を指定し変換ボタンを押すだけです。

ちなみに、自分はOSの言語を英語にしているのでソフトも英語表記ですが、ちゃんと日本語にも対応しています。

ここでファイル形式がApple Music AAC audio fileとなっているのがApple Musicの楽曲です。

 

変換

変換の対応コーデックはmp3、m4a、AC3、AAC、AIFF、AU、FLAC、m4r、mkaです。

Apple Musicは仕様としてAACコーデックでビットレートは256kbps、サンプリングレートは44100kHzです。

非可逆圧縮を繰り返すことは好ましくないので、変換先のフォーマットは基本的にm4aを指定するのが良いと判断しました。

一応サンプリングレートは48000kHzに設定することもできますが、ファイルサイズが大きくなるだけで特に意味はないのでおとなしく44100kHzを指定しました。

 

変換を始めるとiTunesが立ち上がりました。

ここで納得しました。

これはDRMを解除しているのではなくiTunesで無音再生した音声を録音しているようです。

まあ現状では正攻法で外すのは不可能なんでしょうね。

この方法の利点は実際にはDRMを解除していないので完全に合法だということでしょうか。

となると非可逆圧縮で再エンコードしたことになってしまうのでflacでの保存が適切だったようです。

とは言え変換されたファイルに音飛び等もなく音質にも特に大きな変化は感じられませんでした。

そもそもApple Musicを使っている時点でさほど音質に気を使っていないと思うので、気にしすぎなくても良いのだとは思います。

 

最後に

Apple Musicを使っているけれど、iPhoneだけでなく他のDAPを使って音楽を聴きたいという人は手軽に扱いやすいファイルを生成できるので便利だと思います。

またiTunes Matchを利用していて手持ちのファイルが勝手にDRMありのものに置き換えられてしまったという場合にも有用でしょう。

基本的にDRMは害悪でしかないのでさっさと社会から駆逐されてくれないかぁと常日頃思っています。

 

Apple Music Converter for Mac

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