はじめに
Xcountry様からレビュー用としてRocketbook Everlastを提供していただきました。
昔から講義のノートをなんとか電子化しようと、ルーズリーフに書いた後アプリやハンディスキャナで取り込んだり、お絵描き向けWinタブを使ってOnenoteでノートを取ったりと最善の方法を模索していました。
とりあえずはOnenoteでノートを取るという方法に落ち着いたのですが、やはりペンタブでの筆記はどうしても違和感が残り実際の紙への書き心地には遠く及びません。
このRocketbook Everlastは紙のように書けるのに繰り返して使えるというデジタルとアナログの良いところどりをしたもので、ノート難民の終着点と言えると思います。
Everlastは濡れタオルやウエットティッシュで拭くことで書いたものを簡単に消すことができ、1000回以上再利用できます。枚数としては大学ノート換算で500冊分とのことです。
Everlastすなわち永遠という名前通りほぼ永久的に使えますね。
他の製品と異なり専用のペンではなく普通のPilot社のフリクションペンで良いというのも安心です。
また、クラウドとの連携が優秀でノートをサクッと電子化できるので、電子化し終わったページを消してずっと1冊だけを使い続けることができます。
レビュー
外観
サイズは2種類あり、大型のノートサイズは21.6cm x 28cm(レターサイズ)で32ページ、小型の手帳サイズは15cm x 20cm(エグゼクティブサイズ)で36ページあります。
日本では馴染みがないですが、アメリカ製なので北米の規格のサイズですね。
この2つとB5のキャンパスノートを重ねたのが下の写真です。

講義ノートを取る際はノートサイズの方が良いと思いますが、手帳サイズの方が取り回しが良さそうです。

すぐに使えるようにフリクションペンも付属しています。
ペン先はノートサイズは0.5mmで手帳サイズは0.7mmでした。小さいモデルの方が太いペンが入っているんですね。
ちなみにどうでも良いことですが左下のQRコードは「P01 V0J S0000000」、「P05 V0J S0000000」とページ番号が入っていました。
表紙の内側に電子レンジに入れるなという謎な注意書きがあるのですが、どうやら過去に電子レンジで文字を消す製品も発売していたようです。
筆記
書き味
ツルツルしているので独特な書き心地です。
近いものとしては映画のパンフレットや色刷りの理科の資料集の材質などに似ています。
欠点としては、ツルツルしているためインクが乾きにくいということです。
フリクション自体が元々乾きにくいので仕方ないのですが、0.7mmのペンでは15秒くらい待たないと完全には乾かないです。0.5mmでは8秒程度で十分でした。
こだわりがなければ0.5mm以下の太さを使うとインクの乾きをほとんど気にする必要がなくなるので良いかと思います。
そもそも0.7mmは漢字を書くには太すぎますしね。
書いたノートを消す
乾いている状態では書いた文字を擦っても消えません。
フリクションなのでペンの後方のゴムで擦って摩擦熱を発生させると消すことはできますが、本製品は濡れたタオルやウエットティッシュ等で簡単に消すことができます。
手に持ったスマホで撮影しているので片手しか使えずぎこちないですが、文字は一瞬で消せます。
注意点として、消した直後にノートを閉じると反対側のページが濡れてしまい、文字が滲んでしまうので気になる場合は乾いた布で拭き取ると良いかと思います。
スキャン
電子化はスマホアプリを用いて行います。

ページ下部に7つマークがあるのですが、このマークにばつ印をつけておくことで保存先を指定することができます。
また、各マーク毎に保存先だけでなく保存形式をPDFかJPEGか、複数ページをまとめて1ファイルにするかどうか、スキャン後自動でアップロードするようにするかを指定することができます。

マークでのクラウド連携に対応しているのはGoogle Drive、EVERNOTE、Dropbox、OneNote、OneDrive、slack、box、icloud、メール、MMSです。
一般的に使うであろうところは網羅していますね。
LINE、Twitter、インスタ等にアップしたかったり、Airdropを使いたい場合はシェアボタンから可能です。
また、このページは自分のOnenoteに、こっちは他の人と共有している別のアカウントにと複数の保存先が混在している場合でも、それぞれのマークに印をつけておくことで一気にスキャンすることができます。

ちなみにスキャン結果は以下のようにちゃんと絵でも問題なくできます。
スキャンデータの綺麗さはスマホのカメラ性能に依存しますが、よっぽど変な端末でなければ大丈夫かと思います。
イラストを描く人は線画をこれでやると便利かもしれません。
流石にフリクションペンで塗りまでする人はいないとは思いますが、黒インクだけでなくカラーでも使えます。

最後に
これがあればもう他にノートは要らないですね。
ルーズリーフにノートを取っては紛失していた学部生時代にEverlastと出会っておきたかったなぁと思います。
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