Google Play Musicのオフライン再生用のデータをmp3ファイルとして取り出す。
Google Play MusicかApple Musicか
Googleの定額制音楽配信サービスであるGoogle Play Musicを使っている人は多いだろう。聴き放題サービスを使わなくても、自分が所持している音楽データを50000曲までクラウドにアップしどの端末でもストリーミング再生できるようになるロッカー機能は便利でこれだけでも使う価値はあると思う。対抗馬としてApple Musicがあり、実質この2つのどちらかを使うことになるだろう。両者も気に入った音楽があり他のプレイヤー等で再生したい場合は楽曲を購入することでmp3ファイルを入手することができる。
Google Play MusicとApple Musicの違いは音質にある。Google Play Musicは320kbpsでApple Musicは256kbpsとGoogle Play Musicの方が優れている。昔iTunes Storeで曲を買った経験から、Appleが配信する音楽は物凄く音質が悪い印象があったが、さすがに最近は改善されてビットレートが高くなっている。ここまで上がればどちらを選んでも大きな影響は出ないだろう。
Google Play Musicの音楽をmp3ファイルとして保存する
どうにもアクセス権のみが得られて所有権がないという状態を気持ち悪く感じてしまうので、元のファイルを入手したい。ストリーミング再生のみではパケ死するということを考慮して、オフライン再生をする機能がある。これをそのまま持って来れば良いと考えるかもしれないが、あいにく暗号化されている。したがって、一手間かけて暗号化を解除してmp3ファイルにする必要がある。
必要なもの
- root化済みAndroid端末 or Androidエミュレータ(今回の記事の写真はNox App Playerを使用)
- Google Play Music(当然)
- play music exporter (releaseからapkを落とすのでも良いし、ソースを自分でコンパイルして最新のものを使ってもよい)
このツールはroot環境のAndroidで動作するので、rootを取っていない場合や取りたくない場合はAndroidエミュレータを使えば良いだろう。
Google Play Music内でオフライン再生用にダウンロードする
これは日頃から使う機能で問題ないと思う
play music exporterで保存
play music exporterを起動するとオフライン再生用にダウンロードした楽曲が表示されるので、保存したい曲を選択し保存ボタンを押せば指定したフォルダにmp3ファイルとして抽出される。
終わりに
これで高級DAP等でも再生できるようになり快適なオーディオライフを送ることができるだろう(所詮mp3なのだが)。また、無料体験中にめぼしい曲をダウンロードしておいて解約するといった使い方もできますね。
どうして使えばわかるような手順をこんなに丁寧に説明したのだろうか…
最後ワロタw
でも、有用な情報ありがと!