自宅サーバは信用しないでおこうという話

今までMiniPCにSUNEASTの2TB内蔵SSDと間違えて買ったNVMeのSSDをバックアップ用に外付けしてサーバ機を運用していた。

メインSSDのデータは毎晩cronでrsyncを動かしてバックアップ用のSSDにコピーするようにしていた。

しばらくはNextcloudとphotoprismで快適に運用していたのだが、1年くらい経ったあたりから時々Nextcloudが落ちるようになり、再起動などで誤魔化していた。

ついにダウンしている時間の方が長くなったため、原因を調べるようにしたところ、どうやらNextcloudの保存領域にしているメインSSDがread onlyになったり、そもそも読み込めなくなってしまっていることがわかった。

そもそも選定していたSUNEASTのSSDは激安価格帯のもので元から信頼性は低かったのだが、cronでバックアップをとっているつもりになっていたことから慢心していた。

ところが、いざバックアップドライブを参照したところ、半年弱程度cronが動いておらずバックアップが取れていないことがわかった。

今までの息子の写真が無に消え去ったのか…とひやっとしたが、どうやらマウントしなおした直後は調子の悪いSSDはデータを読み取れるようだった。

そのため、毎日少しずつrsyncでバックアップし直してサルベージが完了した。

教訓としては、自分の技術力を過信すると碌なことはないので、普通に本業で保守をしている外部サービスを使おうということだ。

大人しく、pcloudで2TBのクラウドストレージを買い切りプランで購入した。

pcloudのサーバはルクセンブルグにあるため、転送速度はやや難ありだがサブスクではないというのは非常に精神によろしい。

サーバ機は今の所電源を抜いているが、pcloudのミラーを作成してphotoprismを動かすようにしようかと考えている。

なお、不具合の出たSSDに関しては一応SUNEASTに問い合わせて交換してもらうが、当然大切なデータを保存するつもりはさらさらない…

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