はじめに
写真を撮っていると、たまーに接写したいなと思うことがあります。
接写をしたい場合は大まかに3つの方法があります。
マクロレンズを購入する
これが一番良い方法ではあります。
お金があるのであれば。
例えばオリンパスの35mmマクロレンズは2021-02-27の時点で45000円します。
とはいえ、レンズがまだそれほど揃っていないのであれば、普通のレンズの代わりにマクロレンズを買うと良いと思います。
マクロレンズとは言いつつも、普通に遠くのものにもピントを合わせることはできます。
言ってしまえば近くから遠くまで撮れる万能レンズです。
クローズアップレンズを購入する
簡単に言ってしまえば、レンズの先端につける虫眼鏡です。
長所はお手軽にフィルター感覚で付け外しできることですが、レンズの先にもう一枚余計なものを挟むことになるので、画質が劣化します。(誤差程度)
接写リング
この記事の主題です。
本体とレンズの間に筒を挟むイメージです。
クローズアップレンズと異なりただの空洞な筒なので、間に余計なものが入らず画質は劣化しません。
ただ、致命的な欠点として接写リング装着中は近距離にしかピントが合わず、通常撮影に使うような距離にはピントが合わなくなります。
また、クローズアップレンズのように簡単に付け外しすることはできず、毎回付け外しの際にレンズを外す必要があります。
ある程度割り切った運用が必要です。
接写リングを買いました
スペック厨で画質の劣化が嫌だったので、接写リングを買うことにしました。
ただ、安い接写リングはリング上に電子接点がなく、AFが使えなかったりExif情報が記録されなかったりします。
Kenkoから出ている接写リングはAFが使えるのですが、ただの筒に1万円も出すのは馬鹿馬鹿しいですね。
調べていくうちに、Meikeという中華メーカの接写リングが安価にもかかわらずちゃんとExifやAFが使えるようでした。
Meike mk-p-af3a
質感
AFが使える中で最安ではあったのですが、あまんぞぞには日本語レビューがなくやや不安感はありました。
モノとしてはプラスチッキー(というより本当にプラスチックです)でチープ感はあり、装着時の重量感がないですが、まあただの筒なんでどうでもいいですね。
外れたりとか緩んだりとかそういうことはないです。
これを付けたままカメラを水没させるのはよくないと思います。(純正品でもそんなもんな気はしますが)
ただ、ちゃんとエラーもなくAFが使え、全く問題なく使えているので、接写リングに関しては正直これ一択かなという気はします。
ただの筒なので商品画像は要らないですよね。(記事を書いている途中で撮りにいくのが面倒になった)
撮った写真
ぶっちゃけこの製品はただの筒で製品によって画質が変わることがないので、載せることに意味があるかわかりませんがとりあえず撮った写真を載せておきます。
ワンちゃんのお鼻にしっかりと寄れて撮れています。
M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8に装着して撮影しました。
終わりに
接写リングを買うだけで、今まで買ってきたさまざまなレンズがマクロレンズに早変わりします。
たった2−3000円で持っているレンズ数が2倍になると言っても過言ではない(過言)ので、カメラバッグに忍ばせておくと良いと思います。
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