はじめに
単なる自分語りです。現在の投資に至るまでの話について簡単に書きます。
ちなみに現在投資歴は9年目です。
小〜高校(ドケチ金銭感覚の基礎)
うちの家庭はお小遣い制度がなく、年始にもらえるお年玉で1年やりくりする必要がありました。
ゲームなど生活に必要な物は買ってもらえるものの、明らかに必要ないもの(エアガンやスパイカメラ等)は当然買ってもらえないので、自分で入手する必要がありました。
とはいえ、高々お年玉でやりくりできる訳がなく、もらった食事代をケチってお小遣いを捻出したり、中2の時にブログを開設してなけなしの広告収入を得て凌いでいました。
お小遣い制度によって、予算の範疇でお金を使い自主性を養うという側面もあると思うので、どちらが良いかは分かりませんが、この経験によって多少セコいことをしてでもお金を手に入れようというマインドが醸成されたので、結果的に良かったのだと思います。この時の影響で、いまだに日常の食費はケチります。
特に、中高はバイト禁止だったのでネットでお金を得ていたことは、ちゃんと汗水流して働く以外に稼ぐ方法はないという先入観を幼い頃になくすことができ、今後の人生に大きな影響を与えたと思います。
大学生時代(日本株の購入〜FXにちょっとだけ手を出す)
大学に入り、まず頭に浮かんだのがバイトは必要最低限に楽して儲けたいということでした。
そこで、当時は10万円程度で購入できたので、イオン株を購入しました。
イオン株を購入するとオーナーズカードが送付され、イオンでの買い物時に提示することで年2回買い物額の3%分現金でキャッシュバックされます。
実家暮らしで自分は買い物をする機会がなかったので、オーナーズカードを親に渡して、懐を暖めていました。
ちなみに、証券会社(当時はライブスター証券を使用していました)に入金するために、みずほ銀行を開設したのですが、その時にキャッシュカード一体型クレカを発行したのが、自分のクレカデビューですね。使いすぎないようにという謎な理由で、ブランドはアメックスにしていました。(大学生協でアメックスが使えなかったので、アメックスアンチになりました。)
まさか、ポイントサイト錬金目当てで軽く60枚以上クレカを発行する頭のおかしい人間になるとは、当時予想もしていませんでした。
そのほかも、配当金目当てでみずほフィナンシャルとかも買っていましたが、大した利益にはなっていません。そもそも今は高配当株アンチなので選択肢に入ることはありませんしね。
就活の時期は企業研究ついでに株を購入し、数万円勝ったりとフラフラしていました。
このころ並行して、オーストラリアドルと南アフリカランドのFX口座でレバ3〜5倍で“貯金”して、スワップで儲けようとしていました。
今思うと浅はかですね。ランドがぐちゃぐちゃになってきたので、特に大きく得することも損することもないタイミングで足を洗いました。
労働者(米国インデックスに落ち着く)
入社して1年目に、米国ETFに手を出しました。
学生の頃は研究室にいる間、ずっと株価をチェックしていられたので個別株でも良かったのですが、働き出してからは日中に時間をとることができません。
そのため、インデックス投資に舵を切ることにしました。
当初はVTIとVDCとVHTで簡単なポートフォリオを組んでいましたが、散財しまくっていたので、大した額にはなっていません。
さらに結局のところ、2年目の夏に財政難(自動車事故など)で手放してしまいました。
ただ、年末からは心機一転で、slim S&P500を買い集めることにしました。
ボーナス全突っ込み+月5万以上投資ノルマを自分に課して、今現在(3年目春)にいたります。なんだかんだとこの半年で100万突っ込んでます。
最後に
散財していた時期の様子はあまりにも酷かったですが、決して無駄だったとは思っていません。
散財しまくったからこそ、何に金を使った時に満足度が高く、逆に何に金を使っても大して満足感は得られないのかということが明確になり、より支出にメリハリを付けられるようになったと思っています。
インデックス投資についてはたったの2年のにわかです。(しかも本格的に投資を始めたのは半年前)さらに、きっかけは個別株を調査する時間が取れないからという消極的なものです。
そのため、インデックス至上主義という訳でもなく、個別株を買っている人を煽ろうとまでは思いません。(そんなに自分の選択に自信を持ててすごいなとは思いますが)
とはいえ、忙しい労働者であり、たまたま今までうまくいったからといってこれからも個別株で市場平均をオーバーパフォームできると思える傲慢さも持ち合わせていないので、当分はインデックス投資を続けると思います。
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