妥協だらけの本の非破壊自炊

はじめに

紙の本を自炊して処分することにしました。

宗教上の理由で本を裁断することはできないので(フリマに流したい)、非破壊自炊を試みました。

とはいえ、非破壊用のいわゆるドキュメントスキャナーを買うのが王道なのはわかっているものの、フラッドヘッドスキャナを持っているのに追加でスキャナーに2-3万円出すのが惜しくなったため、最適な方法を模索しました。

デジカメで撮影

ちょうどOM-1 mark2を買ったばかりだということもあり、高画質なデジカメで本を撮影してそれをPCで加工することを検討しました。

書見台に本を置いてカメラにまっすぐ向けるようにし、また均一に光があたりやすくする。

また、透明なアクリル板で押さえつけて紙面の歪みを抑えることにしました。

しかしながら、以下2点の問題点がありました。

・アクリル板で押さえつけるのが面倒くさい(それだったらフラッドヘッドスキャナで良いだろという程度に)

・撮ったあとのファイルをいい感じで自動で加工してくれるソフトがなさそう

スマホアプリの活用

スマホアプリのvflat scanというソフトが、指を消す機能や斜めなおしやガンマ調整を自動でやってくれて、良いらしいというのが調べてわかりました。

スマホの画質は悪いので、撮影自体はデジカメのインターバル撮影機能を利用して行い、その写真をインポートすることにしました。

しかしながら、自動でトリミングを行わせるとページの処理が無茶苦茶になり、見開きの真ん中くらいを1ページとみなして取り込んでしまったり、他の補正機能も使えなかったりと使い物になりませんでした。

そして、なぜか後から一部だけを手動で調整することもできない模様…

作りが甘いんだよなぁ

デジカメの画像を使ってスマホアプリを使う

結局スキャンの段階からアプリを使わないといけないようだったので、デジカメ(OM-1)をWebカメラとしてPCに認識させ、Androidエミュレータでソフトを動かそうと考えました。

しかしながら、Bluestacks、Nox、LD Player、MumuPlayerあたりを試してみたものの、カメラがまともに動作せず(反転、アスペクト比の崩れなど)、断念しました。

結局スマホに落ち着く

結局スマホ単体に落ち着きました。

三脚にスマホを固定し、書見台を使って本を固定しながら撮影し、アプリにスキャンさせるという、超妥当な方法です。

結局遠回りして、これかよ..

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