学生時代にバイトをするのはアホ

はじめに

社会人1年目が終わりを迎えつつある現在、学生時代を思い返してみると、やはり表題の自分の意見は間違っていなかったなと思ったので、そのことについて。

学生時代に必死こいてバイトをし、それを自慢する連中が一定数いました。

どうも勤労は尊いものであり、自分のような人間に仕事をさせていただける社会に感謝しているようですね。

労働は結局は資本家に搾取されるための行為に過ぎないので、彼らは幼少のうちから搾取される側でい続ける呪いを掛けられているのでしょう。

このブログを読んでいる人は学生も多いと思うので、悲惨な学生生活を送らないために、参考になれば良いなと思っています。

時間

バイトをするべきではない何よりもの理由は、時間のムダだからです。

学部生の夏休みと言う貴重な2ヶ月をもっと有意義に使えばよかったと思っています。

社会人になった今、取れる休みも長くて1ヶ月であり、中東放浪の旅はできそうにないです。

連続して時間を取る必要があることは、学生の間にしかできません。

今しかできないことをやりましょう。

金銭

親が年間50万ちょい(私立ならもっと)出して捻出してくれた時間をバイトに費やすのですか?

いくらバイトを頑張ったところで、今後の収入の向上には繋がりません。

貴重な若い世代の時間の切り売りはやめて、親にお金を借りましょう。

また就職後、企業によって多少前後しますが、所得の低い新卒でも時給換算(簡略化のため有給取得0日、残業0時間、出張手当等0円で計算)で2370円で働くことになります。時給の点でも、20代の貴重な時間を時給1000円ちょっとのバイトで切り売りするのは、非合理的です。

とは言え、えっちなグッズを買うお金まで親に借りるのは恥ずかしいとは思うので、自分が許容可能と思える範囲で、小遣い稼ぎをすれば良いと思います。

人生経験

バイトは時間の無駄と言うと、必ずと言って良いほど返ってくるのは、バイトをしていないと就職した時に社会経験が足りなくて苦労すると言う意見です。

そもそも、バイトなんぞで得られる社会経験はせいぜい便器に落ちた鼻くそ程度のものです。バイトで得られると言われている社会常識は、なくても十分やっていけるので心配しないでください。

以上。

 

ただ、もっと広げて人生経験として考えるならば、一部賛成する点もあります。

と言うのも、バイトは社会の底辺を知る絶好の機会だからです。

自分は、日雇い派遣会社に登録して実家から非常に近い場所でティッシュ配り及びプラカード持ちを2年ほどしていました。

自分がバイトリーダー(開始と終了の報告を本部にするだけ)になってからは、メンバーがかなり固定されていましたが、それでも多くの出会いがありました。

近くの短大や大学の学生、定職についているものの給与が少なく会社に隠れて副業をしている人(住民税で会社にバレないようにするようアドバイスをしました)、40代になっても日雇いの仕事しかできない人、まともに日本語が理解できない人(日本人です)、誰もいない空中にティッシュを差し出し続ける明らかに障害持ちと思われる人。様々な人と出会うことができました。

日本には、今まで自分が思っていたより遥かに多く頭が良くない人、貧乏な人がいるということを知ることができたのは、大きな収穫だったと思っています。

大きく道を踏み外せば自分も同じ側の人間になるかもしれないという可能性に恐怖を感じ、しっかりと真っ当に生きていこうと思いました。

ちなみに仕事の内容自体は意外と自分の性にあっており、ボーッと考え事をしたり、道ゆくお爺さんお婆さんと世間話をしたりと楽しく過ごしていました。塾講師より圧倒的に楽でしたね。

終わりに

話が発散していきそうになりましたが、言いたいこととしては学生時代にもっと遊べばよかったと言うことです。

時間は貴重です。

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