iPhoneXを無線充電するためにAnker PowerPort Qi 10を買って失敗した話 ※2017年12月4日記事修正済み

タイトルには失敗と書きましたが、実際にはちょっと残念だなというくらいです。

iPhoneXと8でQiによる充電がサポートされました。

充電速度は有線には確実に劣るものの、置いておくだけで充電されるため端子を傷めにくいという利点があります。

 

購入する製品を検討する際、中華製の500円くらいの充電器も考えたのですが、ある程度の信頼性が欲しかったためど安定のAnker社製のPowerPort Qi 10を購入しました。

5Wと10Wのモデルがあり、上位モデルに相当する10Wを選択しました。

iPhoneXは5Wまでしか対応していないので5W良いじゃないかと思った人もいるかもしれませんがそれは後ほど。

外観

まずは製品自体の外観についてです。

商品説明では分かりにくいですがサイズ感はこのような感じです。

思っていたより小さく、使わないときは邪魔にならなさそうです。

 

ちなみに端末を乗せるとこのようになります。

 

充電能力

2017/11/30 追記

コメント欄で指摘していただきましたが、本製品で急速充電を行うにはQC2.0ではなくQC3.0のACアダプタが必要でした。

そのため7.5Wで充電可能かどうかは現段階では不明です。

QC3.0対応のACアダプタを注文しましたので、届き次第適切な条件で再検証します。

 

2017年12月4日 追記

QC3.0の充電器でも検証しました。

 

 

検証条件

充電できなければただのコースターなので充電能力を検証しました。

2017/11/24現在の公式最新OSはiOS11.1.2ですが、本環境ではiOS11.2 beta4で検証を行なっています。

iOS11.1では無線充電が5Wに制限されていますが、iOS11.2では7.5Wまで解放されています。

今後さらに高い出力で充電できるようになるのかどうかは分かりませんが、もしiPhoneがQi1.2の規格だった場合15Wまで上げることができるはずです。

 

なお本検証ではケースなしで(測定中にケースが届いた)乗せています。

またQi充電器は

QuickCharge2.0の条件ではQC5500、Quick Charge3.0の条件ではRAVPower 40W 4ポート USB充電器のAC-USBアダプタに繋げています。

 

検証結果

QC2.0アダプタ使用時

18時59分から19時59分までの1時間で49%から75%までバッテリー残量が回復しました。

 

 

電気容量を単純計算してはいけないことは重々承知ですが、あくまでも以下は目安として。

iPhoneXのバッテリー容量が10.35Whなので今回はその26%、すなわち2.691Wh分が充電された計算になります。

2.691Wh電送効率は70%くらい(完全に門外漢なのでテキトーな値ですが)と見積もって、3.8Wくらいになるのですかね。

正直この結果だけでは7.5Wで充電できているのかよく分かりません。

 

と思ったのですが、どうやらできていないようです。

Mac Rumorの記事”iOS 11.2 Supports Faster 7.5W Charging on iPhone 8, 8 Plus and X From Qi-Based Wireless Charging Accessories“内にて以下の記載がありました。

Using the Belkin charger that Apple sells, which does support 7.5W charging speeds, the iPhone X was charged from 46 to 66 percent over the course of thirty minutes.

The same iPhone charged from 46 percent to 60 percent over 30 minutes when using a wireless charging accessory that does not offer 7.5W charging speeds. Our testing was intended to emulate real world conditions, with a case on and Airplane Mode not activated.

(中略)

Both the Mophie Wireless Charging Base and the Belkin Boost Up Wireless Charging Pad that are available from Apple support the faster 7.5W wireless charging speeds.

 

 

荒っぽい計算をすると Mophie Wireless Charging BaseBelkin Boost Up Wireless Charging Padによる7.5W充電では1時間で40%充電できるという結果になり、本製品の26%という結果の約1.5倍です。

Anker PowerPort Qi 10が5Wでしか充電できていないということになりますね。

 

2017年12月4日追記分 QC3.0アダプタ使用時

 

30分で12%のバッテリー残量増加なので結局5Wでの充電ですね。

記事末にある充電器を使った方が良さそうです。

 

まとめ

本製品でも問題なく充電でき、さらに充電速度も実用的ではあるのですが、ポテンシャルを引き出していないと考えると複雑な気持ちになります。

無線充電による利便性と充電速度を両立させたい方は、少々高額ではありますがApple公認の Mophie Wireless Charging BaseもしくはBelkin Boost Up Wireless Charging Padを購入することをお勧めします。

 

 

追記

RAVPower Alpha Series Fast Charge Wireless Charging Padも7.5Wでの充電が確認されており、また公称もしています。(と言っても結局高いですが…)

 

追記

安くてiPhoneXの7.5W充電に対応した充電器を見つけたので、レビュー記事を書きました。

iPhoneXを安価に無線急速充電するならこれ一択!Omars Qi対応ワイヤレス充電器

 

Omars QC3.0ワイヤレス充電器15W 

2 件のコメント

  • 記事を読んでいて思ったのですが、Powerpoer qi 10で高速充電するにはquick charge3.0に繋げなければならないみたいですよ。
    ホームページの写真に注意書きが有りました。ご確認下さい。
    また、再検証されるのであれば記事を楽しみにしています。

    • 確認してみたらその通りでした。お恥ずかしい限りです。
      QC3対応の充電器を注文しましたので、届き次第再検証します。

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